「きき米」のコツを少しだけ、それはゆっくり、何度もよく噛むこと。そして静かに味わうこと。今までに無かったお米との会話が出来て、経験したことのない新しい気付きがあると思います。それではお米を取り出して・・・。
「家族団らん、湯気が上がる温かい食事、家族全員が揃って食卓を囲み賑やかな会話がはずみます」こんな光景、最近めっきり少なくなってしまいましたよね。昔は家族も多いから、あたりまえの事でしたけど。今は田舎でも少なくなっているのです。とても淋しいことですね。
だから私たちは「家族の絆」は本当に大切だとよく解ります。できる限りこような食卓が日本中に増えていってほしいと思います。この何気ない事が、多くの悩みを解決する第一歩、その先には「幸せな人生」「平和な国」「元気な日本」が見えてきます。
農業をしていると「循環」という自然の法則があることが良く解るんです。良い自然の連鎖が「循環」ということなんだと感じます。良い自然の循環が生んだものが「お米」ということになります。この「お米」を食べて自然の良い連鎖を取り戻したいものです。
「お米ってどんな味」という質問を通して、日本の食卓の豊かさを再認識したい。味があるようで、味がない。淡い味の不思議な主食の文化をもっと、もっと理解したいと思うんです。農耕民族のDNAに語りかけるように。
何処でも、いつでもやっているようで、なんと日本で始めてのイベント。淡い微妙な味を、味わい分ける高度な味覚が必要とされるこの粋なイベントは日本に「笑顔の食卓」が益々多くなることを願って開催されます。
主催 「笑顔の食卓」研究会
後援 味の農園生産者一同 |